書籍詳細

岡崎長良句集『霜の橋』 [9784781400358]

販売価格: 2,857円(税別)

(税込: 3,143円)

[【在庫切れ】]

書籍詳細

[立ち読みする]

◆ 第一句集
「木偶の首さげてゆくなり霜の橋」長良さんの俳句のいちばんの魅力は、その立ち姿が美しいことだ。といっても、巌のようにどっしり踏んばっているのではない。さながら能役者のように静かに橋掛かりを進み、すっと止って扇を上げる。そんな無重力の立ち姿である。
(小川軽舟)

◇『霜の橋』一〇句・・小川軽舟抄出
白山を指さすわらべ春祭
食堂へ稚児の入りたる遅日かな
雲白く谷川夏を急ぐなり
草引いて蟻の大国乱しけり
二の腕を見せて点しぬ走馬灯
沖に見し港に着きぬ秋の暮
狐火や記憶に兄の手を?む
飛火野の楠の大樹や七五三
年の夜の僧来て樞落しけり
琅(王干)の比良や汀の氷りそむ

おかざきちょうりょう「鷹」同人
定価 本体2857円+税=3000円
序/帯・小川軽舟
装丁・君嶋真理子
4/6判上製函入り総クロス装
202頁
2024年9月12日より、書籍を管理している倉庫を移転するため、10月1日まで一部書籍の発送ができなくなります。お急ぎの場合は一度ご連絡ください。
問い合わせ先:03-3326-9061(平日10:00~17:00)
ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内