ホーム|シリーズ別: 精鋭俳句叢書 > fleur (花シリーズ)明隅礼子句集『星槎』(せいさ)
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明隅礼子句集『星槎』(せいさ)

明隅礼子句集『星槎』(せいさ)[4894028611]

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第30回俳人協会賞新人賞受賞!

序・有馬朗人/栞・対馬康子「あくがれ出づるたまかとぞ」

初御空みづのあふみの揺るぎなし

私が最も信頼している新人の一人である。礼子さんのみずみずしい抒情に溢れた俳句が、一層大きく育ち花咲くことを期待している。(序)
298句を纏めた第1句集。

初御空みづのあふみの揺るぎなし
清明や雲の生まるる音のして
白樺派の本並べある夏炉かな
泳ぎ来て空青きことばかり言ふ
草笛の音をかさねて深き空
虫売の黙つて虫を鳴かせけり
出水して地雷も流れゆきしとか
大男橇を止めたる市場かな
花の絵のあるコーランや星涼し
蓮の花舞踏の稽古終りけり
白蚊帳の中は真白き波の音
スコールのあと運ばるる聖樹かな
椰子の実に斧振り下ろす大暑かな
ふるさとは麦の秋なり父と歩む
星の夜のつづきのやうに身ごもりぬ
(自選15句)

装丁・君嶋真理子 四六判並製ソフトカバーグラシン巻き 184頁
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