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ホーム句集 > 単行本山田壽美子句集『一信』(いっしん)
書籍詳細

山田壽美子句集『一信』(いっしん)[9784781401393]

販売価格: 2,476円(税別)
(税込: 2,724円)
[【在庫切れ】]
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◆第一句集
 その句に接していると、懐かしい生家の団欒の中にいるような心持ちになる。山田壽美子さんの作品は、いつもそういう温かな和みを与えてくれる。
 人々の親愛な心の和が薄らぐ今日、こうしたまどかな心持ちへと誘う作品は、こよなく慕わしいと思う。
 このひとを俳句に導いた飴山實さんも、長谷川櫂さんも、そう思われるにちがいない。
(帯より・友岡子郷)

◆友岡子郷抜粋
よき報せありて柚子湯をあふれしむ
銀河濃しあしたは帰る子と母に
虫干の母のにほひを畳みけり
見送りはいつもここまで月の坂
月鉾にのぼりて月に近づきぬ
ふるさとの言葉になりて踊りけり
たかだかと抱き上げられて春着の子
ちちははの世がすぐそこに梅真白
声かけて灯をともしけり雛の間
嫁がせし日も山茶花のこぼれゐし

*

[やまだ・すみこ(1931〜)「古志」所属]
帯・友岡子郷
装丁・奥川はるみ
四六判上製カバー装
202頁
2009.05.24刊行
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